40歳を少し過ぎた女性が東海地方から波動測定にやってきた。
病院で7mmの乳がんが右胸にあるとのこと。2週間後に手術をする予定になっているが、できたら手術をしないで乳がんを治したいという。
バイオレゾナンス・メソッドは、乳がんや他の病気であっても治すということは全くしない。あくまでも病気や症状があれば、それらを引き起こしている要因を探し出し、取り除いていくものだ。それが結果的に病気や症状の改善、解消に繋がっていくことになる。
この女性にも西洋医学とは違って病気や症状を取り扱わないということをしっかり理解してもらってから測定に入った。
測定結果は、細胞の変性や、血液中の白血球の分画の周波数に反応があった。さらに免疫システムやリンパシステムの周波数にも反応があった。
体の酸とアルカリのバランスは崩れ、血液は酸性側に大きく傾いていること、また、体に電磁波や地球放射線の負荷を強く受けていることが示唆される反応が確認された。
本人に普段の生活習慣を聞くと、野菜が好きではなく食パンにマーガリンをたっぷり塗って食べるのが好きで、炭水化物も大好きだという。体を動かすことも好きではなく、運動は殆どしたことがないとのこと。
こういう測定結果を見ると、がんになってしまう要素が整っていたのだなとつくづく思う。
後日、測定結果を聞きに来た時、自分で波動測定器を買って自宅で自己治療したいという。手術の予定もキャンセルしたという。随分思い切ったことをするものだと少々驚いた。
私はこれまでがんに罹っている人たちの指導を数多くしてきた経験がある。その経験の中で、私自身もがんについて、そしてその治療法に関してもたくさんのことを勉強し学んできた。がんに効くというサプリメントや食品、正しい生活習慣、もちろんとても大事な病気との向き合い方など(これは私の特に専門分野だ)。だから、今までの経験と知識を生かして最善を尽くして指導してあげようと思った。彼女からも、バイオレゾナンス療法で本気でがん治療に取り組もうとしているのがひしひしと伝わってきた。
早速、がん細胞消滅に役立つサプリなどを測定し、彼女に合ったものと必要な分量なども測定した。そして購入した波動測定器が届いてからは、ハーモナイズプログラムを作成しメモリーカードに保存して持ち帰れるように準備した。持ち帰ったメモリーカードを本体に差し込むと自動的にハーモナイズが開始できる運びだ。
彼女が自宅に帰ってから2ケ月ほどの間に、特に質問らしい質問はなかった。実際にハーモナイズは開始しているはずだから様子が少々気になっていた。
4ケ月ほどして彼女から連絡があった。乳がんが消えたと言う。私にも遠隔で確認して欲しいというので早速測定してみた。確かに以前の反応はすべて消えていた。その後、彼女から連絡はない。
彼女が食生活や生活習慣などをどのようにしたのかも全く分からない。何が最も功を奏したのかも分からない。ある日測定にやってきて、高価な機械を買って、作ってあげたプログラムでハーモナイズをしてがんが消えた。
彼女とはそれだけの関りだった。なんだかつむじ風が突然目の前にやって来てスッと去っていったというような不思議な体験だった。彼女が今もがんから生還して元気で過ごしていることを祈っている!