電子レンジやIH調理器、エアコンに冷蔵庫、常時持ち歩くスマートフォンやパソコン、過密化する無線、レーダー、高圧線など、身の回りにはたくさんの電場や磁場が溢れています。
このような現代社会において、さまざまな電磁波過敏症状に悩む方も増えています。
当センターでは、身体が有害電磁波による悪影響を受けているかどうか、受けている場合にはどの種類の電磁波なのかを測定することができます。
そして、身体が電磁波の影響下にあることがわかった場合には、電磁波から身を守るための方法を提案しています。
電磁波測定のご質問、お申込はこちらからお願いします。お電話(045-663-2671)でのご質問にも対応しています。
電磁波過敏症(EHS)
私たちは、さまざまな電磁波が溢れる空間に覆われて生活しています。
ドイツをはじめとするヨーロッパやアメリカでは、電磁波は人体に有害であることが一般に知られています。そして、電磁波からの影響によるものとして電磁波過敏症(EHS)も広く認知されています。
電磁波過敏症(EHS)の症状 目の症状:目の痛み、見えにくい、目がうずくなど
皮膚の症状:乾燥する、赤くなる、吹き出物など
鼻の症状:鼻づまり、鼻水など
顔の痛み:顔がほてる、むくむ、水泡、ヒリヒリする
口の症状:口内炎、メタリックな味がする
歯やあご:歯やあごの痛み
粘膜の症状:乾燥、異常な渇き
神経系の症状:頭痛、めまい、耳鳴り、聴覚過敏症など
その他の症状:疲労感やうつ症状、短期的な記憶喪失、集中力の欠如、手足の痺れや麻痺、動悸、呼吸困難、視覚障害など
ドイツでは1996年以降、一定の電磁波防護をしていない電気機器は原則として販売してはいけないことになっています。
微量なものであっても、長期にわたって電磁波を浴び続けると、それが癌や白血病などの発症に密接な因果関係があるということがわかっているためです。
特に、強度の電磁波を受ける環境では、そのリスク.は数倍、数十倍に跳ね上がります。
ヨーロッパでは送電線はアースを取って地下に埋めるなど、各国それぞれの対策が取られています。
アメリカでは、IPhoneの使用説明書に、「通話するときは体から20cm以上離すように」と記載されていると言われています。
日本においては、残念なことに人体安全の立場からの電磁波規制の動きは殆どありません。一人ひとりが独自で電磁波対策をすることが大切と言えます。
電磁波からの影響を低減するために
心身の健康に深く関わる「睡眠」の質を高めるために、睡眠中の電磁波の影響を低減することは大切です。以下にすぐに取り組める電磁波対策をご紹介します。
- 電気製品は、寝る場所(布団やベッド)から1m以上離す。
- 睡眠中に、電気毛布や電気あんかなどを使用しない(寝る前に暖めておき、就寝時はプラグを抜く)
- 電気製品はスイッチを切るだけでなく、プラグをコンセントから抜く。
- コードレスフォンは寝室に置かない。
- 枕元に目覚まし代わりの携帯電話やコンセントをつないだCDラジカセを置かない。
- 目覚まし時計を置くなら、電池式のものにする。
- 壁際に布団やベッドを配置している場合、壁の反対側(隣室)の壁際に電気製品を置かない。
- 金属を使用したベッドはフレームをアースする。
- コンセントや照明スタンドの配線は、寝ている時の頭の高さを避ける。
上記の対策以外には、電磁波専用の対策製品もあります。
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