2018年12月14日、米国で遺伝子組み換え(GM)食品やモンサントの除草剤ラウンドアップ(グリホサート)の禁止を訴え、世界中に運動を広げているMoms Across Americaの創設者ゼン・ハニーカットさんの講演会が衆議院議員会館多目的ホールにて開催されました。
貴重な情報をできるだけ多くの方々に知っていただき、問題解決に向けての一歩を踏み出していただくことで、日本、そして地球規模での未来が良い方向に変わっていくことを切に願っております。
このたび文化コンサルタントとして活躍されています 山本文子様 より、ゼン・ハニーカットさんの講演内容の情報をご提供いただきましたので、当ホームページに掲載させていただきます。
~以下、山本文子様からのメールの抜粋です~
ゼンさんは、自分の子供達が酷いアレルギーに悩まされたことをきっかけに食に着目し、Moms across AmericaというNPOを作り、GMO&グリホサートの危険性を訴え、世界にMoms across xxxという組織の輪を広げているアメリカ人女性です。
今回、山田元農水大臣や日本の種を守る会の印鑰さん達が中心となり、ゼンさんを衆議院議員会館にお招きし、講演会が実現しました。
2015年にWHOはグリホサートをクラス2の「発がん性が恐らく有る因子」として宣言していますが、日本ではホームセンターでも売られている危険農薬です。
グリホサートは大豆や小麦のプレハーベストとして(乾燥を早め収穫し易いため)使われている可能性のあるケースもあり(大豆 福岡)、非遺伝子組み換えの大豆でも使われていることがあります。
今回の発表でゼンさんは、Moms across Americaの会員に呼びかけて母乳を検査したところ、なんと9割からグリホサートが検出されたとのことです。
幾らGMOやグリホサートの危険を知って、オーガニック野菜など、遺伝子組み換えでないものを食べていても、学校の校庭や公園などで撒かれていると風で運ばれて汚染してしまうらしいのです。水からも検出されたそうです。
また、グリホサートにはヒ素や重金属(石油の廃油を利用して作るらしいので、そこから混入すると考えられます)も含むとのこと。これもショッキングな報告でした。
ゼンさんには3人のお子さんがおり、そのうちの一人のお子さんは2年間GMOを摂っていないにも関わらず、アレルギーが出たり、算数の成績がトップだったのに、急に成績が下がったりしたため、検査したところ、リーキーガット(小腸に穴が開く)や大腸菌などが多くなり腸内フローラの環境がかなり悪くなっていることが分かったそうです。
このお子さんは小麦に対してはアレルギーがなかったので、小麦は食べ続けていたとのこと。小麦のプレハーベストでグリホサートを多く取り入れてしまった結果このようなことになってしまったとのことです。
砂糖摂取をやめ、小麦もやめ、non GMO+オーガニックなものか、オーガニックなものだけを摂るようにしたところ、6週間でグリホサートはnondetective(非検出)となったそうです。
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンが調査した結果、日本ではメジャーに買われる日本製粉、日清フーズなどの強力粉、薄力粉、、天ぷら粉など10種から何と8つからグリホサートの痕跡あるいは検出されたという報告がありました。
大豆では上記に述べた、福岡でプレハーベストとして使っている可能性があることが示唆されています。
また残留グリホサートを調べたい方のために、以下で分析してくれるので情報を書いておきます。
1.Detox Project
世界でグリホサート等の農薬残留を調べようとするNPO非営利団体。(対象:水、食品、髪の毛)←人体残留測定可能。
https://detoxproject.org/testing/
2.一般社団法人農民連食品分析センター
(測定対象:食品、水、土壌など。人体の測定については現在照会中)
以下はお知らせです。
◎山田元農水大臣が来年2月16日(土)にJAあつぎ本所で、「主要作物種子法廃止による生産者•消費者への影響を考える」と題し、講演会されるそうです。
下記ファイルをご参照ください
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山田元農林水産大臣講演会PDFファイル
◎緊急署名「すべてのゲノム編集作物の栽培を規制し、食品の安全審査を行い、表示を行うことを求めます」
ゲノム編集は遺伝子組会と並び、大変懸念される案件です。
ゲノム編集食品の殆どが安全審査も行われず、食品表示もなく知らないうちに私たちの体内に入って来る恐れがあります。これは作物のみならず、魚や肉にも及びます。
下記は署名ファイルです。
↓↓↓
ゲノム編集署名PDFファイル
賛同される方は署名し、記載されている住所へ送って下さい。
以上です。